以前強いぎっくり腰で来られていた30代前半の男性が久しぶりに予約され来られました。仕事の終わるのが遅く治療にこれないそうでした。二日くらい前から腰痛がひどくなり会社の方から帰って良いと言われ来られたようです。
新鮮なぎっくり腰というほどではありませんが体は右へスライドしたようにいがんでいます。こらは整体防衛反応といい筋肉が無意識のうちに収縮し体の痛みの無いポジションでがちがちに固まってしまうことが原因です。
治療の原則はがちがちの部分を緩めることに尽きます。動体療法で痛いほうに体を動かしながら曲げていただくテクニックを使うとこれだけで歪みが随分と少なくなりました。
膝を立て腰椎を捻る時も一方向だけに痛みが出ます。これは回旋テクニックという手技を使うと曲がる範囲が大きくなり痛みも和らぎました。腹部から腰の筋肉を緩める治療も行い本日の治療は終わりです。
来た時と比べ痛みがすごく楽になっています。この方は仕事の関係で事前に予約を取ることが出来ません。仕方ないので当日でもいいので時間が取れそうな日に電話で空き時間を尋ねていただくようにしました。体の手入れをしたくとも色々な原因で来られない患者様のことを考えるととても残念です。強い症状にならないとよいのですが・・・・・とにかく今日のところは随分軽くなって変えられました。