頚椎ヘルニアで左首から左背中、左腕にかけての激しい痛みで来院された〇下さんのことをお話します。ちょうど一ヶ月前に痛みのために仕事が出来ないと来院されました。首をまっすぐにすると激痛が走りたまりません。左を向くと又痛みが激しくなります。握力は右は50キロ左は25キロです。頚椎のヘルニアの疑いが濃厚です。確定診断は医者を紹介しますからMRIをとりに行きますかと尋ねましたがそれは後回しでいいので治療してほしいとのことでした。発病してまだ日も浅いために痛みも激烈です。自宅での過ごし方をアドバイスし、当院では基本手技の動体療法や操体療法を行います。週に一度整体に通ってきていただきます。あとは空いた時間があれば筋肉を和らげる治療に来ていただきます。当初症状もひどく痛みが軽くなるのに最低でも2ヶ月はかかるとお話しました。今日で丸一ヶ月めです。昼の痛みも殆ど取れ痺れがまだ残っている程度にまで回復しました。握力測定はもう少し後のお楽しみと残しています。頚椎ヘルニア、腰椎ヘルニアでひどい痛みの方。まず2ヶ月間当院で治療してみてください。体は治りたがっています。。
頚椎ヘルニア腰椎ヘルニアとは簡単に言うと椎間板の周りが破れて中から髄核というものが飛び出し手や背中、足に行く神経を圧迫して痛みの出る病気です。いうなればアンパンを想像してください。新らしいアンパンは上から押してもあんこは弾力のあるパンの中から飛び出しません。古くなったアンパンを上から押してみると硬くなったパンの外側はひびが入りもう少しおすと中からあんこが飛び出します。たまたま飛び出したあんこのところに手や背中に行く神経が走っているということです。ヘルニアになった患者さんがみな手術をするとは限りません。まず当院で治療を受けてみてください。神経麻痺がひどく初めから対応が出来ない場合は初診の時にはっきりとお話させていただきます。
5/24 握力測定 本日待望の握力測定しました。左42.9kg 右41.9kgヽ(^o^)丿 ずいぶん握力が回復しました。
しびれはまだありますがひどい痛みがなくなり仕事もできるようになっています。後はあせらず来られる範囲で治療を続けるとおっしゃっています。